ホイールのカタログには数字が並んでいます。 そのうち「物理的に取り付けられるか」を決めるのは 3 つだけです。
1. PCD — ボルト穴の円の直径
Pitch Circle Diameter。ボルト穴の中心を結んでできる円の直径をミリで表します。 「5H PCD114.3」なら、穴が 5 つで、その円の直径が 114.3mm という意味です。
ここが違うと物理的に付きません。 変換スペーサーもありますが、 ボルトの掛かりが浅くなるので安易に使うものではありません。
2. ハブ径(センターボア)
ホイール中央の穴の直径です。車体側のハブの出っ張りがここに入ります。
- ホイール側が大きい → ハブリングで埋める。振動の原因になりやすい
- ホイール側が小さい → 入らない。加工は現実的でない
ボルトだけで支えていると思われがちですが、車重を受けているのはハブです。 ここが遊んでいると走行中の振動になります。
3. インセット(オフセット)
ホイールの取り付け面が、リム幅の中心からどれだけ外側にあるかをミリで表します。
- 数字が大きい → 内側に入る(引っ込む)
- 数字が小さい・マイナス → 外側に出る(ツラが出る)
10mm 変えれば、10mm 動きます。外に出せばフェンダーに、内に入れれば サスペンションやブレーキキャリパーに当たります。
確認の順番
- PCD と穴数 — 合わなければそこで終わり
- ハブ径 — ホイール側が同じか大きいか
- インセットとリム幅 — 干渉しないか
車種別の推奨インセット範囲 - 参考文献
東京スバル株式会社
グーネット
自分の車の数字は、車検証の型式から適合表を引くのが確実です。